歯周病治療コラム
最新の機器を導入している?機器によって治療や診断の幅に違いが!
最新の材料・医療機器があるかどうかというのは、歯医者さんを選ぶうえで重要なポイントです。最新の機器があると診断がしっかりとできたり、治療の幅が広がったりと患者にとっては大切なことだと思います。
レーザー治療
MORITAのNdYAGレーザーは、歯周病治療で保険適応となっています。歯茎を開けて歯石を除去するフラップ手術の時に使用される機器です。治療中、生理食塩水を患部にかけながらレーザーを照射することで手術部が滅菌された状態となりきれいに手術を行うことができます。そのため、傷の治りも早くなっています。痛みの少なく身体の組織への負担も少ない治療となっています。医療機器は、とても高価で1台で高級車1台分するそうです。
マイクロスコープ
歯茎が腫れて受診されると、その腫れの原因が歯周病によるものなのか、歯が折れていることによるものなのかを判別する必要があります。マイクロスコープは、40倍に拡大して見えるので割線(割れてる線)をしっかりと確認することができます。歯周病なのか歯が折れているのかをしっかりと診断することができます。
3DCT
歯周病は、歯の周りの組織の病気です。
<歯のまわりの組織>
- ①歯根膜
- ②セメント質
- ③歯槽骨
- ④歯肉
- ※①~④に病気があるのが歯周病です
歯肉炎は、歯周病の前段階です。歯槽骨が溶けてしまったら治りません。3DCTだとどこの骨が溶けているのかが立体的でわかりやすくなっています。
最新の機器がある歯医者さんを選ぶとちゃんとした診断がしてもらえるので安心ですね。